解答モード |
「WBT型課題作成支援ツール(WBTBuilder)」は、既存の印刷配付用の課題(問題)用紙のPDFファイル上に、Web上で書き込みができる解答欄を追加することで、WBT型の課題(問題)を作成し、生徒による解答欄への解答の入力、また、教師による解答に対する添削の入力を行うものです。
解答欄は、横書き入力に加え、国語での利用に適した縦書き入力 や グラフ入力に適した手書き入力
に対応しています。また、独自開発の数式(化学式)エディタも搭載しています。さらに、「変換モード」では、「課題ファイル」を小問ごとに「Moodleの小テスト問題」へ変換できます。
起動 |
〇「作問モード」では、「PDFファイル」を読込み、解答記入欄(横書きテキスト欄、縦書きテキスト欄、手書き入力欄)を設定し、「課題ファイル」を作成します。 〇「課題ファイル」の拡張子は ".ysk" で、ファイル名は「PDFファイル名(課題).ysk」となります。また、「課題ファイル」を読込んで解答欄の編集を続けることもできます。 |
起動 |
〇「解答モード」では、「課題ファイル」又は「添削ファイル」を読込んで、解答を入力し、「解答ファイル」を作成します。 〇「解答ファイル」の拡張子は ".ysa" で、ファイル名は「PDFファイル名(課題→解答).ysa」となります。また、「解答ファイル」を読込んで解答入力を続けることもできます。 「解答モード」起動用アイコン(Windows専用)のダウンロード 「解答モード」起動URLのコピー |
起動 |
〇「添削モード」では、「解答ファイル」を読込んで、正誤マーク(〇、×)や添削入力(横書きテキスト、縦書きテキスト、手書き入力)を行い、「添削ファイル」を作成します。 〇「添削ファイル」の拡張子は ".yst" で、ファイル名は「PDFファイル名(課題→解答→添削).yst」となります。また、「添削ファイル」を読込んで添削入力を続けることもできます。 |
起動 |
〇「分析モード」は、複数の解答者の「添削ファイル」を読み込み、設問ごとの正答率や、解答状況の一覧を表示するもので、読み込んだ解答者群の誤答状況等の把握に役立ちます。 〇 また、解答者群の回答内容の一覧を、エクセル(.xlmx形式)のファイルとして出力できます。 |
起動 |
〇「変換モード」では、「課題ファイル」を読み込み、その一部を切り取り、「Moodle小テスト問題のインポートファイル(.xml形式)」や「HTMLファイル」へ変換します。 〇 なお、「Moodle小テスト形式で出力したファイル」のMoodleへのインポートにあたっては、Moodleシステムの変更は一切必要ありません。 |
「WBT型課題作成支援ツール」の基本的な利用手順は、次の①~⑰の順となります。
作問
①[教師] 課題(問題)プリントのPDFファイルを用意します。
②[教師] ① の PDFファイル を「作問モード」で 開きます。
③[教師] Web上での解答入力用の解答欄を追加します。
ここで、解答欄に正解を登録すると、⑩の添削時に自動正誤判定を行います。
④[教師] 作成した課題を、保存(.yskファイル)します。
⑤[教師] 保存した課題ファイル(.yskファイル)を生徒に配付します。
↓
解答の入力
⑥[生徒] 課題ファイル(.yskファイル)を「解答モード」で開きます。
⑦[生徒] 解答を入力します。
⑧[生徒] 解答の入力が終わったら、保存(.ysaファイル)します。
⑨[生徒] 保存した(.ysaファイル)を提出します。
↓
添削指導
⑩[教師] 生徒が提出した解答ファイル(.ysaファイル)を「添削モード」で開きます。
③の作問時に正解が入力されている場合は、正答の自動判定を行います。
⑪[教師] 正誤マークや添削事項を入力します。
⑫[教師] 添削入力が終わったら、保存(.ystファイル)します。
⑬[教師] 保存した添削ファイル(.ystファイル)を生徒に返却します。
↓
誤答等の修正
⑭[生徒] 添削ファイル(.ystファイル)を「解答モード」で開き、添削指示に従い誤答等を修正します。
⑮[生徒] 誤答等の修正が終わったら、保存(.ysaファイル)します。
⑯[生徒] 保存した(.ysaファイル)を提出します。
⑰ 以下、必要に応じて、⑩~⑯を繰り返します。
作業イメージ図
〇 サンプル問題(サンプル課題.pdf)
ダウンロード後、「作問モード」で開いてください。
〇 サンプル課題ファイル(サンプル課題.ysk)
ダウンロード後、「作問モード(アクセスコード=pass)」又は「解答モード」で開いてください。
〇「Moodle」インポートファイル例1/横書き穴埋め(サンプル課題1.xml)
「Moodle」インポートファイル例2/数式エディタ、手書き(サンプル課題2.xml)
「Moodle」インポートファイル例3/縦書き(サンプル課題3.xml)
「Moodle」インポートファイル例4/漢文(サンプル課題4.xml)
ダウンロード後、Moodleにインポートしてください。
〇 html形式への変換ページ例1/横書き穴埋め(リンク)
html形式への変換ページ例2/数式エディタ、手書き(リンク)
html形式への変換ページ例3/縦書き(リンク)
html形式への変換ページ例4/漢文(リンク)
別タブで変換結果のページが開きます。
APIの使用法については、開いたページのソースを参照してください。
〇 マニュアル(マニュアル.pdf)
〇教員用管理ページ(このページ)のデスクトップショートカット
Windows用(WbtBuilder Win教師用ショートカットの作成.vbs)ダウンロード後、デスクトップで実行してください。
MAC用(WBTBuilder Teacher.webloc)ダウンロード後、アイコン(wbtTeacher128.png)を設定してください。
Chromebook OSの機能で作成してください。
iPad、iPhone OSの機能で作成してください。
Android OSの機能で作成してください。
〇生徒用解答ページのデスクトップショートカット
Windows用(WbtBuilder Win生徒用ショートカットの作成.vbs)ダウンロード後、デスクトップで実行してください。
MAC用(WBTBuilder Student.webloc)ダウンロード後、アイコン(wbtStudent128.png)を設定してください。
Chromebook OSの機能で作成してください。
iPad、iPhone OSの機能で作成してください。
Android OSの機能で作成してください。
〇 アイコン類(icons.zip)
本システムで使用している アイコンファイル と アイコン用イメージファイル
〇 システムファイル一式(wbtbuilder.zip)
ご使用のサーバー(httpd)へインストールできます(設置方法は、マニュアルを参照してください。)。
本サイトで提供しているバージョンを、動的にzipでパッケージ化しています。
バージョン | 更新日 | 更新内容 |
2.00 | 2024/01/15 | 新バージョン提供(自動書式設定、漢文、数式、化学式、カメラ機能、分析モード、変換モード 等の追加) |
1.00 | 2022/12/20 | 提供開始 |